多くの手術では体にメスをいれるため、痛みと大きなストレスを伴います。麻酔科医の役割は、痛みを感じなくさせ、ストレスから患者さんを守ることです。最近では、患者様の高齢化に伴い、合併症を抱える方も多く、いかに安全に周術期を乗り切るかが重要になってきます。
手術が決まりましたら、各種術前検査後に麻酔科医が、術前診察、麻酔の説明を行います。その際に手術や麻酔を施行する上で問題がないか、問題があればどう対処するか、危険性と安全性の説明などをさせていただき、了解の上、麻酔の同意書に署名をいただかねばなりません。同意書に署名いただくのは原則として本人ですが、未成年者、超高齢者、自分では意思を表せない患者さんなどについては家族のご署名をいただきますのでご一緒に受診していただきます。術前診察の際にはお薬手帳などの常用薬が判るものを持参してください。お薬の詳細が不明の場合、手術を延期しなければならない場合もあります。また、術前禁煙は必ずお願い致します。手術を受けるにあたり、タバコは百害あって一利なしです。
わかりやすいご説明を心がけておりますので、気になることやご心配なことは遠慮なくお尋ねください。安心して手術を受けていただけるよう、お手伝いさせていただきます。
麻酔科 手術部長
春山 直子